2005年12月04日 更新!

04/06/05- 黒金山 ハイキング

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山域:黒金山
2004年6月5日
メンバー:原(彩)(リーダー)、藤原、山下、伊藤、市川、久留島、廣瀬、佐々木、田中(祐)
ルート:梨大=駐車場~西沢渓谷~黒金山山頂~西沢渓谷~駐車場=梨大

 奥秩父最後の秘境といわれる西沢渓谷の水の色は、瑠璃の青と翡翠の緑が絡み合いあふれ出たようで、しかし流れは力強く、岩は角を削られ玉のごとき滑らかさであった。その岩の上をすべるように美しい川が流れていく、その風景に私たちは心を奪われ、ある者は感嘆の声をあげ、ある者は無心にシャッターを押した。夢中になりすぎて隊に遅れた者もあった。

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 『七つ釜五段の滝』で一息ついた。岩からなる盃が碧き水を湛え、溢れ出る流れを五段の盃が次々と受け、最後には轟々と高みからこぼれ落ちるその滝は、私たちの肌にも心にも冷涼な風を運んだ。そこから岩伝いに少し登ると西沢渓谷は終わりを告げ、黒金山へと続く登山道が始まった。

 黒金山への道は長く険しいものであった。ただただ続くのぼりの道は、開けたところに出ることはなく、人工と天然の階段が延々と続き私たちの気力を削いでいった。

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 途中、石楠花の群生地があり、そこは映画『となりのトトロ』に出てくる木のトンネルのようであったが、花は散り終えた後で土の上には役目を終えた花びらが無数に落ちていた。そこを抜けるとまた木の根の階段が続いたが、一度景色を望める岩場へ出た。そこからは間近に山が二つ見えた。どうやら奥にたたずむものが目指す黒金山らしい。まだ遙か先に在る目的地を仰ぎ見たためため息がこぼれた。今度は下りだ、そして再び上り、また下り。そして一同は笹原へたどり着いた。そこは眺望もよく風も心地よい。腰を下ろすのにはもってこいの草原であったのでそこで昼食を取ることになった。その後は山頂まで休みなしで登り、山頂へつくと集合写真でその日の思い出を切り取った。

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 山頂ではあまり長居をせずにピストンで下山。黒金山を奥に見る岩場で水分を補給した後、渓谷まで一気に下った。渓谷に差し掛かるところのお手洗いで足を休め、そこからはまた岩場の広がる川原まで歩き続け、そこで足を水に浸し、ほてった足を冷水で癒した。
 あとは、炭酸飲料とアイスを求めひたすら川辺を下った。

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 今回の山行は山登りの経験の少ない私にとってはとても辛いものだった。いつもよりずいぶん多く水分を必要としたし、踵も靴擦れでボロボロになったし、山頂での景色は感激に打ち震えるほどのものではなかった。しかし、渓谷はすばらしかったし、なによりこの辛い山行を乗り越えることで得られた経験値は相当なものであったろうから、私は毛無山でなく黒金山を選んだことに何の後悔もない。メンバーは怪我もなく、隊になんの支障もなく山行が終えられたので大成功だったといえよう。しかし、満足度82%というのはやはり絶景を望んでみたいという私の欲から出たものである。【久留島】

行程:
6:50出発―8:36~8:45休み―10:00~10:10休み―10:45―11:47~12:17昼食 ―12:50~13:10黒金山山頂―13:45~13:50休み ―14:59~15:17渓谷入り口(終点)(トイレ休憩)―16:00~16:25河原で休憩 ―17:20西沢渓谷入り口

:: 2005年12月04日 22:59
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