2005年12月04日 更新!

04/10/10~11 - 一年生山行

山域:八ヶ岳(網笠、権現、赤)
2004年10月10日~10月11日
メンバー:水谷(リーダー) 市川(サブリーダー) 長葭(食料) 滝井(装備) 久留島(医療)
      藤井(記録) 向山 石栗
ルート:10/10 甲府=小淵沢=観音平~展望台~押手川~編笠山山頂~青年小屋
         ~権現小屋~キレット小屋
     10/11 キレット小屋~赤岳山頂~牛首山~賽の河原~美し森~清里=小淵沢=甲府

 一年生のみで赤岳に行くことになった。
 関東地方に襲来した台風22号「まーごん」は、十月十日には山梨長野周辺を通過している。当日の朝は、台風一過とは行かないものの、まずまずの好天に恵まれる。

 集合は部室に六時半。しかし、行ってみると人数が足りない。いきなり遅刻者数名、不安なスタートだったが、電車の出発には間に合ったのでよかったのだろう。電車に揺られることしばし。小淵沢で下車しタクシーに乗り換え。観音平に向かう。タクシー代金は折半したので想像よりかなり安かった。八時半、観音平につくと、あたりは霧雨が降っていた。甲府は晴れてたのに! みんなで嘆きながら、山に登る準備をする。地図で登る道を確認していると、誰かが、向山君が富士山の地図を見ていることに気づいた。間違えたらしい。
 なんと今回は、長葭君と市川君が共同食料のほぼ全てを持って山に登ってくれるという。なんてありがたい! 若干申し訳なく思いつつも、厚意に甘えてしまう。
 八時五十分、山行開始。レインを着るほどの天気でもないのでみんな普段着で登る。十時四十五分、押手川で休憩。雨はやんでいて、途中では雲海が見えた。長めの休憩を取る。今回の山登りは随分のんびりしている。その後もワイワイダラダラ山を登る。編笠山山頂には十二時半につく。ここまでで、かなりたくさんのごみを拾った。古い空き缶と、お菓子の包み紙が多い。重くなってきたゴミ袋を、押し付けあう。
 一時、編笠山の青年小屋で昼飯を食べる。市川君と水谷君が仲良くベンチで昼飯を食べているのを横目で見る。久留島さんは、その場にいたおじ様おば様方と色々話している。ふと、おば様の一人が私の持っていたオニギリ(梅干、のりなし)に目をつけた。「のり、あげようか?」是非とも! 心優しいおば様に、のりを恵んでもらう私。同時に、おじ様おば様方による、山岳部一年への喜捨が始まる。どうせもう下山するんだから、と、大量の物資をもらう我ら。内訳はのり。クリオコワオニギリ。α米のパックとウィスキー。全員未成年なんですが、と、控えめに意見すると「今日だけは二十歳にしてあげる!」と威勢のいい返事をいただいた。しかし結局、下界までそのウィスキーの出番はなかった。一年生各位へ。そういうことにしておいてください。
 ここから天候が崩れ始める。ガスと曇り空で凍えるパーティ。十四時五十分、権現小屋では滝井君、向山君がホットミルクを注文していた。みんなでたかる。暖かい。
 十六時四十分、キレット小屋に着く。ずいぶんと遅い時間についてしまった。小屋は閉鎖されているとのことで、ただでテントを張らせてもらう。しかし、急な岩場が多く、あまり多くのテントは張れなそうだ。シーズンオフでよかった。
 ここで、トラブル発生。行く前にテントとポールの組み合わせがあっているか、確認してきたのだが、テントと外張りの組み合わせについては確認してこなかった。4~5人用テントにしては、外張りが明らかに大きい。形も変だ。間違えた。不幸中の幸いは、テントに比べて外張りが大きかったことと、今回は、私たちのほかにテントを使うのは関さんパーティだけで、彼らが使っているのは三人用テントだったことだ。他のパーティの外張りを持ってきていたら、洒落にならない。
 みんなで反省しつつ、すき焼きを食べる。長葭君と市川君の頑張りにより、おいしいすき焼きができる。翌日の晴れを祈りつつ、就寝。雨の音は聞かなかったことにしておく。

 十一日。四時起床。天気は小雨、しかしガスはなく、赤岳の山頂も時折見える。意外だったが、テントの中はとても暖かく、夏用のシュラフでも十分に寝れる温度だった。むしろ、冬用のシュラフを持ってきた人は暑くて寝られなかったらしい。
 朝飯のうどん(つゆはすき焼き)を食べ、出発は六時。急な道を必死で登る。他にもちらほらと人が登ったり、下ったりしていて、落石はできない状況だった。
 山頂付近はさすがに寒い。しかし、どんどんと雲の間から日差しが差し込んできて、とても景色がいい。八時半に赤岳山頂についたときには、絶好のロケーションだった。各自、スープなどで暖を取りつつ、リーダーのお菓子を恵んでもらいつつ、出発は九時半。足を滑らせたら最後の真教寺尾根を下る。暖かくなってきたので、各自防寒着を脱ぐ。真教寺尾根は急な上、小石の多い道なので、落石が多い(特に私)。しかし、山岳歴二回のはずの石栗さんは落石らしい落石もなくスムーズに進んでいく。すばらしい。
 とても急な、崖のような急斜面を下りきったところで休憩がはいる。と言うか、リーダーと食料係があまりにも童心に返ってしまったために、停滞を余儀なくされる。
 十二時三十分、牛首山で昼ごはんを食べる。休憩が少なかったためか、みんなお疲れの様子。シュラフを枕に寝てしまうものもでる。一日目に比べ、二日目はごみが少なかった。楽でいい。赤岳二回目で思うことは、真教寺ルートは牛首山からが長い! 木が多く、景色が悪く、風があまり吹かない、泥濘の、歩きにくい道が延々延々と続いた。疲労困憊になりつつ、ダラダラとくだり、賽の河原に十四時につく。
 賽の河原のロープウェーに心引かれる我ら。しかし、一人千円と高額だったため、瞬時にあきらめて道を下る。
 美し森には十五時二十分に着く。みんなでソフトクリームを食べ、清里の十五時三十五分発の電車に駆け込み、甲府に帰還する。
 途中、みんなで晩御飯を食べたいと言う話をしていると、向山君が関先輩たちに連絡を取った。なんでも、先輩たちと合流して夕飯を食べに行くらしい。そして、先輩たちは今、松本(長野県)にいるらしい。マジですか。
 その後、バイタリティー溢れる先輩方と、有志で夕飯を食べに行って、今回の山行は無事終了した。

行程:
一日目
観音平(8:35)-展望台(9:45)-押手川(10:45)-編笠山山頂(12:25)-青年小屋(12:56)-権現小屋(14:49)-キレット小屋(16:40)

二日目、キレット小屋(6:15)-赤岳山頂(8:26)-牛首山(12:35)-賽の河原(13:54)-美し森(15:20)

:: 2005年12月04日 16:50
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