山域:八ヶ岳・北横岳
2004年12月4日
メンバー:山下 藤原 石栗 高井
前回に引き続きリーダーを務めることとなった。第二次山下山行勃発である。今回は初めて自分で登山口までの車の道のりを考え、初めての長野方面の自分による運転で、とどめに自分以外はみんな女子という初めてだらけの状況に陥ってしまった。しかし前述した2つは問題外で、3つ目については前回も自分以外はみんな四年生だったので、あまり変化なし!と考え計画を立てることとした。だが、山行前日になって悪天候時に使用する予定だったロープウェイが点検のため12月10日まで運行停止となっていたことを知った。幸い予定に支障は出なかったものの、計画は万全を期すべきだということを、身をもって知ることとなった。
朝6時集合・・・のつもりがまた懲りずに5分遅刻。実家から車を取ってきて疲れた、なんてことは言い訳でしかないのでやめとく。計画には支障をきたさなかったが、やはり遅刻はいけないので気をつけたい。このままでは遅刻大王の称号を欲しいがままにしてしまうのでは・・・そんなことを考えながら我がアクティーを山の手通りに乗せたのであった。途中コンビニにて昼食を確保し、道を間違え、もう少しでロープウェイの駅というところで事件は起きた。車が坂を登らないのだ。哀れ約20km/hの鉄隗と化す。みんなが笑い自分も笑い、後ろの車にも笑われた・・・。ぬうう、帰りでは目にもの見せてくれるわぁ!と思いつつも命からがら山麓駅に着いたのであった。
車から降りるとやはり寒い。駐車場がスキーヤーであふれていたことも寒さの増長に一役かっていたものと思われる。登山者はその時は我々だけだったかと思われる。そんなことはお構いなしで支度し、登山口へと向かった。登山口は駅前の看板に従って行くと、積雪時でも目立ちそうな背の高い看板があった。なるほど、便利と思いつつ山への第一歩を踏み出したのであった。
わずか数分で結構登ったように感じられた。周りの山々が雪化粧をしている姿が見受けられた。時々写真を撮りつつ進む一行の前に、人工雪と戯れるスキーヤーの姿が・・・。メンバーの中には「スキーがした~い!」と言うものもおり、自分もそんな気分だったが今回は目的が違うので諦めた。前回に引き続き、今回も登山靴不調のため軽登山靴で来てしまったが、まったく支障をきたすことなく、しりとりをしながらでも山頂駅を目指せた。登山中、山頂駅がかなり近くに感じられたが、これは「富士登山時に山頂が必要以上に近くに見える定理」によって説明されるので注意されたし。
かなりゆっくり登ってきたが、コースタイム以内で山頂駅に到着。荷物を駅前に置き、途中で見つけた樹氷!へとみんなで向かった。おそらく人工雪が付着しただけのものだが、「山と渓谷」で樹氷が見られる冬山として紹介されていて、少し早いが下見のつもりで行こう!と考え企画した自分にとって、一足早い樹氷はうれしいものであった。他のメンバーも樹氷と併せて大量の雪を喜んでいた。「冬ソナ」とか言って雪だるま作っているし。日も射してきて雪目になるといけないので頃合いを見て退却し、北横岳を目指した。
坪庭を行く一行を更なる超常現象が襲う!なんと太陽の周りに円形の虹がぁ!ひいぃぃぃぃ!確か見つけたのは石栗さんだったか・・・。えらい、えらい。間違っていたらごめんなさい。みなで歓喜の声を上げつつ、私はデジカメで写真を撮りまくった。こんなことは初めてであった。その後気がつくと、円形の虹の3時と9時に当たる部分から横に虹がぁ!ひいぃぃぃぃ!またさっきと同じことをし、先を目指した。坪庭は観光地といった感じだったが、北横岳に外れていく道からはそれなりの登山道になっていた。また、天然の雪も道に薄くびっしりと積もっていた。軽登山靴の自分はかなり不安だったが、注意しつつ古今東西しりとりと共に進むのであった。
休憩無しで北横岳ヒュッテ。に到着した。あたりは雪にまみれていたが、小屋は活動していたので驚いた。あと、トイレのきれいさにも驚かされた。さすがに先ほどの超常現象ほどではないが。ここから斜面が急になる。当然雪もあったため、今まで以上に注意してあと少しの山頂を目指した。「北横岳ヒュッテ。」の「。」は何かの完結を示しているものかと思いつつ・・・。
そして到着!北横岳にございまぁす。景色は良いが風が強い!山渓にあった通りだ。そして地図奥にここより高い北峰があることを知っていた私は、一同を率いて進んだ。そして数分後、ついたそこには「北横岳 二四八〇M」との看板が。先ほど通過したのは南峰で、そこを北横岳と思っていた我々はショックを受ける。ぬうう、してやられたわ!風は相変わらず強かったが、風を避けて昼食を摂った。食後、集合写真を撮り早々に退却。想像以上の寒さに震えつつ、北横岳ヒュッテ。まで注意しつつ下った。
ヒュッテまで着いて、予定には無かったが七ツ池まで行くことにした。往復2分という魅力的な看板が在ったためだ。そしてまたもや超常現象が我々を襲う!七ツ池が凍っている!恐る恐る乗ってみると・・・割れない!ひいぃぃぃぃ!まさに天然のスケートリンク!みんなで乗る!滑る!写真撮る!ひとりコケる!を堪能してしまった。た・・・楽しい!ここまでで三度も超常現象に遭遇してしまい、ここでみんなから感謝される。計画した自分にとってはまさに感無量。うれしすぎる。少々名残り惜しいがこの辺でヒュッテへ戻ることにした。
ヒュッテまで戻り、トイレ休憩後、サブリーダーの藤原さんから「天気と時間が・・・やばいですぞ!」との指摘を受ける。そういえば曇ってきたし、時間も結構経っていた。楽しんでいてすっかり忘れてしまっていたとは不覚!もっとリーダーとして自覚をもたねば・・・。天気予報も夜から雨だと聞いていた。確かにやばい!慌てず急いで、再びしりとりに包まれながら休憩無しで一気に山麓駅まで下った。
下山後、温泉に行く途中の下り坂で、少々ではあるが我がアクティーの真の力を発揮させた。言うまでも無く、十分な減速と安全確認の元で行われた儀式である。なんとか悪いイメージを払拭できたが、みんなは真似しないように!温泉の看板が分かりにくくちょっと迷ったが、そこは気にしない。温泉から出ると雨が降ってきた。山行中に降らなくて本当に良かった。夕食に蓼科そばを食し、私ひとりハイテンションで全員無事甲府に帰還した。
今回、実家に車を取りに行ったり、慣れない長距離運転をしたりでとても疲れたが、みんなが喜んでくれて本当に良かった。今後とも今回のようにみんなが楽しんでくれる山行を計画できれば幸いである。
【山下】
行程:6:00 体育館前門→9:08 山麓駅発→10:08~18 休憩→10:59~11:25 山頂駅→12:16~30 北横岳ヒュッテ。→12:43 南峰→12:49~13:23 北峰(昼食)→13:45~55 七つ池→14:05 北横岳ヒュッテ。→14:43 山頂駅→15:48 山麓駅→温泉+夕食→20:10 体育館前門