2005年12月04日 更新!

04/11/27 - 太刀岡山 クライミング

山域:太刀岡山
2004年11月27日
メンバー:犬塚 ケヴィン

 フランスからの留学生、ケヴィンが山岳部に入部した。ケヴィンは岩好きである。そのエピソードの一部を紹介しよう。ケヴィンと初めて登った山で岩を見るごとにケヴィンは「この岩は何だ?」と聞いてくるのである。彼は安山岩などの答えがほしいらしい。一緒にどこか行くと「あれが兜山か?」と聞いてくる。「いやいや、あれは愛宕山だよ」そんな会話がしばしば。それほど岩が好きなのである。そこまで岩が好きならどこか連れて行ってあげよう。そう思い、太刀岡山に行くことにする。ちなみにケヴィンは3年前には5.11dを登っていたという。以後ケヴィンは文中「ケ」とする。

 太刀岡は今まで一度も行ったことがなかった。でもケがいるなら残置の心配不要なので初めての太刀岡行きを決定する。登山道入り口の駐車場に車を停め、いざ出発。せっせと登り、第一目的地小山ロック到着。地面から大きな岩がニョキっと生えている。そんな感じ。まだ8時くらいなので誰もいない。ただケヴィンの興奮だけが感じられた。まずは手始めに「君の瞳に乾杯 5.9」を登る。日陰にあるので岩は死んだように冷たい。犬→ケの順に登る。次に「ヤバイから逃げます 5.10」をケ→犬の順に登る。ケは難なく登るも犬出だしで苦戦。もがいてもがいて、テンションしまくってどうにか完登。犬早くも限界を感じる。継続は力なりの言葉が重くのしかかる。ちなみに終了点からは富士山、南アルプスがきれいに見える。しかし今の自分にとってはただの慰めにしかなりません。ここは北面。日のない世界。太陽求めて南面へ。ケ「Cherry Blossom 5.10b」に挑戦。まだまだ余裕の様子で完登。早めの飯を食べる。ケがコンビニおにぎりを買ってきていたのだが、おにぎりの海苔の巻き方(1,2,3の順に引っ張る方法)を知らず、悪戦苦闘。教えてあげると驚いていた。日本のおにぎりは最先端である。そしておもむろに手作りを取り出すケ。「中身は何だ?!フレンチ?」と期待して見てみると普通の弁当。てかご飯が詰められている。すでにケは日本人の心を手に入れていました。腹ごしらえを終え、「バーボンを片手に 5.10b」挑戦。ケ→犬の順である。ケは例のごとく楽勝。犬最初てこずるものの後半は気持ちよく登って完登。ケは少々物足りなそうな雰囲気。そんなケの次なる獲物は「友情の印 5.10c」。苦戦しながらも完登。さあ次!「Perhaps Love 5.10c」。ここまでケすべてオンサイトである。ここもか!?と期待したのだがケ本日初フォール。ざんね~ん!ケヴィン斬り!気を取り直し、完登。少々ケお疲れ気味である。いつの間にか人でいっぱいである。気を入れ替えるべく下部岩壁メインエリアへ行くことにする。

 地面は落ち葉でいっぱいである。なんだか知らないがよく滑る。落ち葉の下に石が隠れていたりして犬、ケ共滑ってこけてのオンパレード。そんなところで力を使いつつ、到着。ここは誰一人いやしない。犬やる気を出し、「阿行子 5.10a」挑戦。後半苦戦し、隣のルートに逃げ、完登(?)。さすがケである。同じルートをそつなくこなす。「NEO新人さんいらっしゃい 5.10b」に犬挑戦。前半苦しめられる。何度もテンションをして乗り越え、完登。ケも挑戦する。ケ難なく行くかと思いきや同じところで苦しむ。数回トライし、完登。終盤戦、犬「クンクン 5.10a/b」に向かう。二つめのクリップで精一杯。ケも「ちょっと…」ってことで「ヤバイ残置か…」と脳裏よぎるもちょうどいいところに立ち木が。立ち木で懸垂下降し、地上に降り立つ。まったりムードムンムン。では下山です。

 いつも外にクライミングしに行くと、コンスタントにクライミングしようと思うのだがなかなか実行できていない。「これからはちゃんと通う!」といつものように思いつつ帰途に着くのでした。
【犬塚】

:: 2005年12月04日 16:13
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